- 国名 イタリア
- エリア カプリ
尊厳という名の朝、
アウグストゥスのカプリ。
港の喧騒を背に、アナカプリの高みへ向かうほど、言葉は少なくなっていく。
断崖の縁に立つホテル シーザー アウグストゥスは、島を見下ろすための場所ではない。
ただ、そこに在り続ける。
地中海と同じ高さで、変わらぬ時間を静かに受け止めている。
アウグストゥスという名が示すのは、力の誇示ではなく、揺るがぬ秩序。
声高な祝福よりも、沈黙の中に宿る確かさだ。
朝のテラスに差し込む光は、派手ではないが、誓いを照らすには十分で、
ファラリオーニの岩は遠くから、その瞬間を見守っている。
ここで交わされる約束に、飾り立てた演出はいらない。
並んで同じ景色を見つめ、同じ時間を選び取ること。
それだけで、人生を共にする理由は語り尽くされる。
結婚式とは、何かを始めるために気負う日ではなく、
これから続く日常を、静かに肯定する一日。
この断崖の上で交わす誓いは、
祝祭よりも深く、尊厳という形で、
ふたりの記憶に刻まれていく。
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MEMO
Hotel Caesar Augustus Capri(ホテル シーザー アウグスツゥス)は、カプリ島アナカプリ地区、ヴィア・ジュゼッペ・オルランディ通りに位置する五つ星ホテルで、地上約300メートルの断崖の縁に建ち、ナポリ湾を一望する比類ないロケーションを誇る。建物の起源は1850年に建てられた一軒のヴィラにさかのぼり、1940年にイタリアのシニョリーニ家が取得してホテルとしての歴史を歩み始めた。1995年にはラグジュアリー基準での大規模改修が行われ、現在の姿が形づくられている。客室は全49室に6つのスイートを含み、いずれも眺めと静けさを重視した設え。館内にはレストラン、インフィニティプール、スパを備え、滞在は島を巡るための拠点というより、ここに留まること自体が目的となる。
2024年初頭、このホテルはイタリアの不動産・ホスピタリティグループであるGruppo Statutoにより、約1億8000万ユーロで取得された。ヨーロッパにおけるラグジュアリーホテル投資を加速させる同グループの戦略の一環であり、ヴェネツィアのHotel Danieli、ミラノのFour Seasons Hotel Milano、ローマのSix Senses Romeなどと並ぶ存在となる。運営はFour Seasons Hotelsが担い、歴史ある邸宅に現代的なホスピタリティを重ねていく予定だ。Hotel Caesar Augustusは、カプリという島の時間を、最も静かな高さで受け止めるための場所であり、そこにFour Seasonsのホスピタリティがどのように溶け込んでいくのか、その行方が静かに待たれている。
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