- 国名 インドネシア
- エリア バリ島
アマンだからじゃない。
アマンキラだから、いいんだ。
Amankila…
すべての愛する者たちへ。
そう世界中のセレブたちに愛されている。
ホテルと言う立場でも、人に言い換えれば愛人になるホテル名。
日本語に訳すとおそろしい意味になるけれど、
中国語に訳するとこの世で一番愛する人になる。
バリの東海岸の断崖に作られたコテージ・ヴィラが３３棟。
ここの海岸線は、
海の蒼と、
地面の土色をくっきり分ける黒っぽいラインだ。
それが、
プライベートとビジネス。
夢とうつつのラインになる。
建築から３０年。
時代的には、老舗のヴィラに入る。
よく言えば時代を感じる。
悪く言えば新鮮味にかける。
けれど、
新鮮味にかけるということは、
落ち着いた空間。
ＴＨＥバリともいえる。
なぜなら、
３０年前から、
ラグジュアリーの先端を貫いてきている。
クレームなんて言わせない。
よき旅人たちは、クレームなんて言わないけれど。
旅人たちはこのアマンで、
たくさんの思い出を作ってきた。
そこにぜひとも僕らも思い出をつくってみたい。
いやつくらなければならない。
庭に面した場所に、
小さな置物がある。
ピンクの象。
ピンクの象は幸せの印。
何十年経ってもまだまだ、
このアマンには謎がある。
思い出、足跡を残すことで、
僕らもアマンのメンバーになる。
それが結婚式だったとしたら、
アマン中のピンクの象がほほ笑むのではないだろうか。
僕のたった一人のアマンと、明日…。
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