- 国名 インドネシア
- エリア バリ島
インドネシアの著名な建築家の邸宅が、
晴れの日の舞台となる。
バリ島において、
象の頭は、神の化身「ガネーシャ」と呼ばれる。
このタナガジャには、多くの象の像がいる。
そしてそれが、
ホテルなのに、
なぜか懐かしい場所に帰ってきたような空間を醸し出す。
ここはインドネシアで最も尊敬される建築家のヘンドラ・ハディプラナ氏の旧邸宅。
本物中の本物が神たちと供にいるために作った。
それが後世にも引き継がれて、
まだバリの神々が憩う場所として私たちを引き寄せる。
原始、火もまた神が宿るものとされていた。
バリの伝統舞踊ケチャファイヤーダンスもまた
ここで繰り広げられる。
上半身裸の100人以上の男性が車座になって円陣を組む。
祈りの声か、
独特の叫び声が夜を劈き脳幹を直撃する。
打楽器で表現すべきメロディのないリズム・パートを声だけで唱える
音楽的に言えば16ビートのリズムの合唱の中、
踊り手が絢爛たる衣装に身をまとい、
特に妖艶に時にスペクタルに演じるのは古代叙事詩「ラーマーヤナ」。
独特の叫びが以心伝心阿吽の呼吸一心同体適当制御になる。
心と心。
時空と時空。
過去と未来をつなぎあう。
象の像に見守られ、
ハディプラナ氏の想いにもまた願われた絆。
絆の芸術と軽く言ってしまえないほど、
体の芯までその声は貫く。
そして、
しばらくののち、
タナガジャに漆黒の静寂が訪れ、
人々は神の手の中に眠る。
そして目が覚めると、
そこはバリにある私の家。
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