- 国名 イタリア
- エリア クーネオ県
アスティスプマンテで乾杯。
バルバレスコ、バローロに続く結婚式。
愛するとはどんなことだろう。
ここは、昔、修道院だった。
1人の迷える子羊として、神に祈りを捧げ、人々の幸せも祈った場所だ。
それも、1つの愛のカタチ。
そんな人間愛という歴史が、
そこかしこに存在する「Relais San Maurizio」。
現代では、イタリアきっての美酒と美食が集まる場所として知られようになった。
ここイタリア・ピエモンテ州南部のランゲ・ロエロ・モンフェッラート。
丘陵地にある。
神様にいくらでも近い場所に教会（修道院）は作られたのかもしれない。
この豊饒な土地で、良質な葡萄が育ち、丁寧に醸造され、良きときのために眠り続けている。
ここでは、白トリュフの市が開かれる。
貴重なトリュフが市場で買えるなんて、なんて恵まれた土地。
そして、スローフードも生まれた。
ワインを飲みながら、トリュフで彩られた料理たちを堪能する。
そして、贅沢な時を刻む。
それが、スローフードの原点なのかもしれない。
今日の結婚式は、まずは、アスティスプマンテで乾杯から始まる。
マスカットの香りと甘さが爽やかで、オープニングにはぴったりだ。
王のワインとして君臨するバローロ。
「イタリアワインの女王」とも称されるバルバレスコ。
グラスは、進んでいく。
君の頬がほんのりと色づいてきたのは、ワインのせいだろうか。
それとも、喜びが表情にでたからだろうか。
手間暇かけて作られた料理という意味でのスローフード。
それをゆっくり味わうことも、別の意味でのスローフードにならないかな。
神様は、人間に食べる楽しみを与えてくれた。
祝福してくれるゲストと共に食とワインに彩られた結婚式。
そんな結婚式があっても、いい。
今神様が囁いた。
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Relais San Maurizio 1619
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Relais San Maurizio Wedding ルレ サン マウリツィオ（サント・ステファノ・ベルボ）の結婚式
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