メゾン ビレロイ パリ

日本からも、海外からも、
祝宴の集合場所はパリの我が家で。

僕らの家は、パリにあります。

メゾンビレロイ　PARIS。

たった11室しかない館。

それは、メゾンという名のホテル。

ラグジュアリーなショッピングエリア、エンターティメント、文化施設。

パリのゴールデントライアングルの中にありながら、ひっそりと建っている。

メゾンには、工房やアトリエという意味合いがある。

つまり、そこで働く人たちは、その道の職人であり、プロとしての自信を持つ。

お客様が希望することを、雰囲気で察し、サービスを提供する。

それは、大きなホテルにありがちのマニュアルに沿った、ごくありがちなサービスではなく。

一人一人のお客様に合わせたオーダーメイドのおもてなし。

パリコレの時期。

ここは、有名ブランドの貸し切りになる。

スタッフ全員が寝泊まりをする。

最終準備。

縫い子たちは針を動かし、モデルたちが気兼ねなく、フィッティング調整をする。

自分の家の一室のように自由に。

メゾンは、個人の館とも呼ばれる。

もともとは、自分たちに必要なものを作る職人をも、住まわせていたのかもしれない。

身体は毎日少しずつ変わっていくから。

貴族たちは、毎日手が入る装飾品を身にまとい、社交場である部屋で、客をもてなす。

壁やテーブルには、美術館級の作品も並ぶ。

オーダーメイドのおもてなしのノウハウは、きっとこの毎年の家族からも得ている技術なのかもしれない。

だから、あえて、このメゾンサイズを選ぶ。

我が家と思える場所で、みんなで同じモノを見る。

共通の感動を分かち合い、各々の感激をシェアし合う。

そんな、結婚式という記念日が、パリにある、僕らの家で始まる。