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  • 国名 中国
  • エリア 杭州

お茶でもてなす中国式ミーティング
日本人と中国人の役割分担で最強コラボレーション

その禅宗の僧は「喫茶去(きっさこ)」 としか言わない。

なにを訊ねても、初対面でも顔見知りでも…。

ある時、人々は悟った。どんな人に対しても同じ言葉を同じトーンで「喫茶去」と語っていることに。

「喫茶去」とは、「まあ、お茶を、 お飲みなさい」。そんな意味だ。

中国の地方都市に商業施設が建てられる。

そのコンペが近くあるらしく、中国人BOSS がパートナーである日本人設計デザイナーチーム5人を中国へ招待することになった。

日本人と中国人、同じアジア人。似ているようで、考え方や見えている方向は同じではない。

コンペに勝ち抜くために、商業施設のコンセプトやデザインを、語り合う。

徹底的なディスカッション、アイデアだしは、直接でやった方が、一方向の心になる。

3 日間の会議、ある意味、合宿、それこそが、ライブだ。

そんなライブセッツションの段取りを、中国人BOSS から、私たち、アニバーサリーエージェントが任された。

中国側チーム10人と総勢15人。ライブステージは、上海経由、杭州。

なぜに、 杭州?

上海なら、おそらくすべてのものが揃っている。なぜに、杭州?

日本でいえば、新幹線で行く、東京から軽井沢くらいの距離。

日本人スタッフは、ONでもOFF でも、上海は来なれてしまっている。

新しいプロジェクトは、新しい場所で。中国文化を取り入れながらのディスカッション。

杭州は、きっとその条件にふさわしい。

杭州の西湖は、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。

中国では高級とされる「龍井茶(ロンジンチャ)」の産地でもある。

そこには、昔からの中国・茶の文化がある。杭州には、 禅宗五山のうち三つがある。仏教文化も存在する。

日本的に言えば、京都や奈良に匹敵する古都なのかもしれない。

けれど、日本の古都とは違う。そして、アマンファユンがある。

伝説のホテリエである「エイドリアン・ ゼッカ」氏が、1988 年にタイ・プーケットに「アマンプリ」を建てた。最初のアマンリゾート。

人里離れた森の中で、洗練された建築デザインと土地の文化を醸しだすリゾート。

アマンプリとは、サンスクリット語で「平和なる場所」を意味する。

そして、次なる、平和な場所(ホテル)として、この杭州の地が選ばれた。

2003年、杭州市園林文物管理局がこの地の復元を開始した。

2008年、敷地の一部をリゾートとして管理するプロジェクトが委託先にアマンを選んだ。

そして、 2010 年、アマンファユンが誕生する。

ファユンは漢字で書くと「法雲(法云)」。

仏の教えは雲のようにすべてを覆っている、という意味に由来する。

また、同じくファユンという音を持つ漢字に「琉」がある。至上の宝物を指す。

これから一緒に仕事をする仲間は、宝物のようなもの。

仏様が段取りをして出会わせてくれ た…。アマンファユン。

音だけの中国的な意味を辿れば、愛する人こそ宝物とでも言おうか。

そこから、アマンファユンを舞台として選んだのだ。

アマンの、いやゼッカ氏のファンは世界にいる。

この業界にいる限り、知っていなければ恥ずかしいブランド。

とりわけアマンファユンは、アマンジャンキーの中でも特別視されている。

そのキーワードは、「茶」 と「寺院」。

龍井茶は、簡単には手に入らない、中国の緑茶。

中国=烏龍茶ではないのだ。

中国茶の茶器は、本の一飲みほどの茶を煎れるように作られている。

丁寧に、1人1 人の一息の喉を潤す。そのもてなしの心。中国文化のティーセレモニー。

龍井茶が作られていた村が、 アマンのコンセプトで再生されたのが、 アマンファユン。

古民家の外観をそのまま利用している。

どれ一つとして同じゲストルームはない。

その敷地内にあるレストランや、茶房は、地元の人が営んでいる。

けれど、アマンスタッフも地元の方々も、同じく平和な心遣いで、一服の茶でもてなしてくれる。

茶を飲みながらのロケーションの中に、永福寺が見える。

禅宗五山の中に数えられる霊隠寺の中の、1つの修行場だ。

寺を、一つのお山と呼ぶことがある。その中には、修行の場、鍛錬の場、いろいろな目的を持った寺が混在している。

ひと時喉を潤したら、 永福寺を訊ねてみるがいい。  

この永福寺の僧・東皐心越(とうこう しんえつ)が、日本に渡った。

書・画・楽・ 篆刻を伝えた。

七弦琴を中心に平安朝以来途絶えていた「琴」を再興した。

また、 その篆刻は、「日本篆刻の祖」と語られる。

彼がなぜ、この杭州から日本に渡ったのかに思いをはせることもできる。

そして、 またお茶を飲み、平和である今に感謝する。

ビジネスライブで訪れたはずなのに、 心洗われるような時に居られるのが、アマンファユンでの、刻なのだ。

喫茶去。 ただお茶を飲めることは、すなわち平和だ。

ただお茶を飲めることに、人種も国籍も思想もない。

ただお茶を飲む。そうして、アマンファユンの中で、未来の構想を練る。

そして、またお茶を飲む。

ライブとは、興奮熱狂することだけではない。

ライブの中で、人柄を知り、共に生きていく静寂を手にする。

喫茶去。

アマンファユンには、静かさが流れる。  

アニバーサリーエージェントは、個人や往来のツアー企画では来ることのできない、あなたの思いにぴったりの場所をご提案します。

そんな場所での安らぎと再生もお約束します。

MICEのような会議や研修、イベントのアレンジ。

さらにはプロデュースまでも。

PHOTO&VIDEO

書道、切り絵、茶道などの中国美術、地元の音楽家による演奏、仏教 や中国伝統医学など、さまざまな体験が出来る。1800 年代に建てら れた2 階建てのファユンプレイスは、村の文化の中心地。
春(4 月~5 月上旬)には、アマンファユンのティーエキスパートと 一緒に リゾートの茶畑で茶葉を摘み、その茶葉を乾燥させる方法、淹 れ方も学べるという。
中国で最も美しい僧院として知られる永福寺は、有名な霊隠寺の上に 建てられ、ほとんど人がいない緑の森の中にひっそりと佇んでいる。 日本に曹洞宗寿昌派を伝えた東皐心越がいた。
絵のように美しい渓谷にひっそりと佇むアマンファユンは、西湖から わずか6 キロの距離にある。中には100 年以上の歴史を持つ46 の宿 泊施設が茶畑や自然林に囲まれて点在している。
Kaigai-Meeting 杭州 海外会議
お茶でもてなす中国式ミーティング
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