- 国名 イタリア
- エリア トスカーナ
フェラガモ家が蘇らせた夢の理想郷へ
イタリア式の豊かなライフスタイルを贈ります
頑張ったご褒美に海外旅行は嬉しいし、イタリア!なら、なおさら嬉しいけれど、なぜ、イタリアの田舎、しかも村に行くんですか?
君たちは、今そういう顔をしている。ただ、ここはただの田舎じゃないんだ。
この村を生き生きした笑顔にあふれる村にしたのは、「あの」フェラガモ家なんだよ。
フェラガモって、イタリアの都会の象徴かな。
一流の職人が作った靴やカバンを、世界中のファンに届けているだけだと、思っている?
実はファミリーそれぞれが、ファッション以外に、ホテルにヨット、ワイナリーに農業など、様々なライフスタイル分野でも事業をしている。
その中に、今回訪れる「村」もあるんだ。なので、今回は違った角度から、フェラガモを検証してみること。
これも、今回の報奨旅行のもう一つの目的なんだ。
フェラガモ創業者の長男。現フェラガモ社の会長のフェルチオ氏。
その心の中には、イタリアの男性なら誰でも夢見ている「ワイナリーのオーナーになりたい」という志があったと聞いている。
もちろん、遥か60年以上前に旅立った初代だって持っていたはず。親子二代でもう一つの夢を実現させたとも言えるかも。
製品づくりを腕利きの職人に任せて、2代目が経営本体に回ったのは、まだ20代だった。
彼の趣味の一つが狩猟。そのために訪れていたゆかりの地…。
それがこの村「IL BORRO」。
だけど、その頃は、廃村同然だった。彼は、このさびれた村を、当時の所有者であった貴族から譲り受けたんだ。
そして、ワインをテーマとした、カントリーリゾートを作ることを視野にいれながら、熱い思いと、資金を投入した。
そして、長い間かけて、この村を復興した。すべてが約束されたホテルじゃない。
豊かな大自然の中にある、キッチン付きコンドミニアムスタイルの一軒家。
だから、ここでは、みんなで近くのアレッツォの市場やスーパーに買い出しに行って、手作りの美味しいトスカーナ料理を食べるんだ。
その時、傍らには、うまいワインがある。もちろん、この村で作られたフェラガモ家のワイン。
料理もワインもどちらも引き立て合って醸し出さられる雰囲気は、ここ「IL BORRO」でなければ得られないもの。
本当の贅沢って、お金を払って誰かになにかしてもらうことなんかじゃない。
その土地の魅力をどれだけ発見できたか、競い合うところにも存在する。
そして…誰と一緒にその時間を共有するか、とても大切。
フェラガモは、あと5年、2027年に創立100周年を迎える。
初代が開業した時は、街の靴屋さんの一つだった。
その腕の良さは世界中の評判になって、イランの王妃やインドの貴族、そして、あのエビータことエバ・ペロンなどの有名人がこぞって注文した。
本当に信頼される技術がなければ、ブランドというものは後世には伝わっては行かない。
特に女性は、本当に細かい一点まで完璧な靴でないとビジターにはなってくれない。
その信頼に応えようと、初代はウェッジヒールなど、様々な特許も取った。
評判を聞いた大勢の映画スターたちも、フェラガモの虜になった。
わざわざフィレンツェまで出かけてきて靴を作るのがステータスになった。
イングリット・バーグマンやマリリン・モンロー、数え上げたらキリがない。
けれど、その仕事だけに夢中になる人生は、誰が支えてくれているか。
初代は、家族だということをよく知っていた。
家族がいてこその仕事だと。
それは、二代目にも強く伝わった。
「家族や大切なパートナー、愛犬と過ごす時間」。
イル・ボッロをそんな場所にした理由。仕事=都会、人間として穏やかに生きる時間、その場所=イル・ボッロ。
…もしかしたら、トラックの荷台に今仕留めて来たばかり、猪を積んだ車を運転している紳士に出会うかもしれない。
運が良ければ、早朝のバールで、ごきげんの笑顔でカプチーノの泡を口のまわりにつけた紳士に出会うかもしれない。
それは…フェラガモの二代目だったりする。そして教えてくれる。
都会の喧騒から離れて、その土地の農体験や自然体験(アグリクルトゥーラ)、観光や文化交流(ツーリズモ)、
フェラガモ式アグリツーリズモ、「IL BORRO」で楽しんでもらいたい。
中でも気球はオススメだと...彼は言った。
気球は音がしないから、動物も逃げたりはしない。
人の気配のない場所にいる動物たちを上空から見下ろすこともできるそう。
気球は、風まかせ。どこに到着するのかわからない。まるで人生のようじゃないか。
でも、到着する場所で、スタッフが待っていてくれる。人の人生もまた、誰かに待たれるものでありたいね。
ちょっと二代目の息子たちの話をしてもいいだろうか。
二代目は、靴を歩かせるための大地を作った。
ワインを通して、人と自然をつなげる仕事も、フェラガモ流に行った。
それを引き継ぐのが、双子の息子たち。
その1人、創業者の名を受け継ぐ、サルヴァトーレは、このIL BORROの経営を任せられている。
正式に言えば、IL BORROというよりは、彼はワインに魅せられている。
もっともっと上質のワインを世界中の人々に飲んでもらえないか試行錯誤している。
彼の本心は、「ワインのフェラガモ」と言われたいだろうね。
靴屋に生まれたから、靴を作らなければいけない。親が敷いたレールしか走れないのでは、息が詰まってしまう。
ファッションでも、ワインでも、ライフスタイルとして大きく見たら、一緒じゃないか?
会社をつなぐバトンの形はいろいろあっていい。
うちの会社の今後の在り方を見に行こう。バトンの渡し方を学びに行こう。
もちろん、フェラガモの作った村に旅したから「フェラガモ」はお仕舞いなんて、ケチなことは言わない。
フィレンツェのフェラガモ本店で、成績優秀者一人一人のオーダーメイドの靴型を作る。
報奨旅行の「本当の」メインイベントは、これだ。
それで、自分の足にぴったりした靴ができる。それを、後世にも残る今回の報奨の形にする。
あのオードリー・ヘップバーンの一葉の写真のように。
靴が送られてきたときに、「また、IL BORROに行きたい」と思うんじゃないかな。
木でできた靴型は、ずっと保管される。自分でオーダーして、記念日ごとにフィレンツェを訪れてもいいかもしれない。
目標がある頑張りって意外と長く続くからね。
次の報奨旅行もまた、IL BORROにして、出来立ての靴を取りに来るというのもいいかもしれない。
靴にマッチする洋服やカバンを吟味するんだ...IL BORROのワインを飲みながら。
PHOTO&VIDEO
LINK
CONTACT US
ボスのこだわりMICEの「報酬旅行 Incentive Tour」について、
詳しく知りたい方は、こちらからお問い合わせください。
OTHER LOCATION
瀬戸内 社員研修 Employee Training
Setouchi シーマンシップ式、新卒研修@瀬戸内ヨットから人間社会で生きる基本的な姿勢を学ぼう
創立記念日 Anniv. of Foundation
Iseshima 創立記念日と結婚記念日が、伊勢志摩と真珠で重なった日30 年間有難う、そして、これからもよろしく
社員旅行&研修 Business Trip
Desa Potato Head 進化系ビーチクラブのライフスタイル目指すのは焼き直しではなく、アイデアと独創性