- 国名 日本
- エリア 沖縄県久米島
静かな島で、
未来が始まっている。
一見すると、とても地味だ。
派手な建築があるわけでも、
未来を誇張する言葉が並ぶわけでもない。
久米島も、どちらかといえば地味な島だ。
急ぐ人は通り過ぎ、
目立つものを探す人には、何もない場所に見えるかもしれない。
けれど、この島の沖、
光の届かない深海から汲み上げられる水と、
水と光だけで育つ藻類が、
いま世界最先端の問いに静かに向き合っている。
藻類農園FARMOは、未来を声高に語る場所ではない。
水を循環させ、藻類を育て、研究と生産と暮らしを、ただ淡々とつないでいる。
それは派手なイノベーションではなく、
続けられる仕組みをつくるという選択だ。
構えなくていい。知識がなくてもいい。
訪れて、見て、味わって、少しだけこの場所の時間に身を置いてみてほしい。
ソフトクリームを食べただけでもいい。
海を眺めて、風に当たっただけでもいい。
もしその帰り道、
水のこと、食べもののこと、
これからの暮らしや健康のことを、
ほんの少しでも考える時間が生まれたのなら、それで十分だ。
藻類農園FARMOは、答えを教える場所ではない。
静かな風景の中に、考えるきっかけをそっと置いているだけ。
地味に見えるこの場所で、
実は、未来の話がもう始まっている。
PHOTO&VIDEO
PRICE
LINK
MEMO
◉藻類農園FARMO ついて
藻類農園FARMOは、ロート製薬が2025年に始動させた新事業戦略「フィトサイエンス構想」の第一弾として、沖縄・久米島に誕生した日本初の藻類農園である。植物や微生物がもつ潜在力を最先端のサイエンスで引き出し、研究開発にとどめることなく、地域の中で社会実装していくことを目的とした実証拠点だ。FARMOが扱う藻類は、従来の農業が前提としてきた土と土地に依存せず、水と光によって育つ。短いものでは約1週間という高速なサイクルで収穫でき、単位面積あたりの生産性が高く、光合成によって二酸化炭素を吸収するという特性をもつ。FARMOが目指しているのは、藻類を単なる新素材として扱うことではなく、水と藻類を基盤としたもう一つの農業を起点に、食、健康、化粧品、環境といった分野へと価値を広げていくことだ。藻類は一次産業の素材にとどまらず、将来的にはロート製薬の知見を生かした健康食品や化粧品など、人々の暮らしと身体に寄り添うプロダクトへと展開していくことも視野に入れている。培養には久米島沖の水深約612メートルから汲み上げられる海洋深層水を使用している。雑菌が極めて少なく、栄養塩を豊富に含む深層水は、肥料投入量を抑えながら安定した藻類培養を可能にし、使用後の水を再び海へと戻す循環型の設計を実現している。FARMOの施設には象徴的なパイプライン型の培養リアクターが並び、ここで研究と生産が同時に行われている。その現場は閉じられた工場ではなく、人が訪れ、見て、理解できる風景として設計されている点も特徴だ。見学を通じて藻類がどのように育ち、どのような循環の中に位置づけられているのかを体感できるほか、併設されたカフェでは藻類を練り込んだソフトクリームや深層水を用いた飲料などを通じて、藻類をより身近な存在として味わうことができる。また、施設内には海洋深層水を使用したフットプールが設けられており、簡易的な形ではあるが、深層水のミネラルを体感するタラソテラピーとして楽しむことができる。さらに、島の農産物や藻類由来のプロダクトが並ぶマルシェなど、FARMOは研究施設であると同時に、人が集い、学び、消費し、地域と関わる場として機能している。藻類の研究、生産、加工、体験、そして将来的な製品開発までを一体化させることで、産業と暮らし、環境と経済を切り離さずに循環させること。その実装を、島というスケールで現実のものとして示しているのが藻類農園FARMOである。ここで描かれているのは未来の構想図ではなく、すでに動き始めている現実のモデルだ。水と藻類から始まる新しい産業と暮らしのかたちを、FARMOは久米島から社会へ、そして世界へと静かに問いかけている。
CONTACT US
ブルーゾーン久米島の「藻類農園 FARMO」について、
詳しく知りたい方は、こちらからお問い合わせください。